Img_gazou_高麗人参

国内高麗人参有数の産地 大根島について

大根島は国内有数の高麗人参の産地です。
この島の人参は雲州人参と呼ばれ本場の人参にも匹敵するほど最高の商品として評価されています。
大根島はだいこんじまと呼ばれる島根県、東部中海に浮かぶ周囲12キロほとの小さな島です。
島の基盤を作っているのは島石と呼ばれる玄武岩でその上に大山や三瓶山の火山灰が降り積もってできた黒ぼく土壌と呼ばれるものが、この人参の栽培に適し名産品を生むことになりました。
高麗人参はもともと江戸時代、八代将軍吉宗の時代に既に日本での栽培が本格的に開始され、1685年には幕府が江戸に朝鮮人参座を開設するに至ります。
松枝藩は江戸時代からこの挑戦人参座の認可を受けて1773年には藩の直営人参畑を今の松江市内に開墾しています。
当時すでに品質が高まることとなり、競合産地であった日光や会津を上回る生産量を上げるようになり藩の財政を潤す商品となっていきます。
幕末にはこの松枝藩の直轄の人参畑は大根島に移動することになり、それ以来この地が産地として有名になっていったのです。
大根島の地名はかつてこの商品が門外不出であったため島で栽培していることを隠すためにこう呼ぶようになったとの逸話が残っています。
明治維新以降高麗人参の栽培は明治5年に民営化され同7年には自由栽培が可能となったため全島をあげて栽培に取り組むことで国内でも有数の一級品を作り出すことが可能になっています。
この高麗人参は種をまいてから収穫までおよそ6年の歳月を必要としますし実をつけるまでには大変手間のかかる栽培が必要になります。
また一度収穫した畑は20年もの間植えることができない、連作のできない作物だけに土壌管理と栽培管理には大変な技術が必要とされています。
こうしたノウハウと徹底した管理があるからこそ、この地の人参は高いクオリティが維持され、世界的にも一級品として中国や韓国の生産品に劣らないレベルが維持されているのです。
日本国内でもこの地の商品は大変人気も高く、好んでここのものを原料とする商品を買い求められる片が多くいらっしゃるということです。
年間で生産できる量が決まっていますし、何より手間のかかる栽培ですので結果としては高いお値段になりがちですが、それだけの価値のあるものとして評価されているということです。
なにより国産ですから様々な意味で安全、安心に口にすることができる人参であることは間違いありません。
一度試してみる価値のある商品です。